私のブログを読んでいただきありがとうございます!
前回の記事は私の事を書かせていただきましたが、今回は私がアセクシャル・ノンセクシャルに出逢う切欠を与えてくれた愛すべき親友ちゃんのお話をしようと思います。


親友ちゃんとは高校からの付き合いで、未だに仲良くさせて貰ってます。親友と思う人を教えてくださいって聞かれたら、私は迷いなく彼女の名前を出します。多分、親友ちゃんも私の名前を出してくれるでしょう。
別に「私たち、親友だよね~」と言い合った訳ではないんですけども、まあ10年以上一緒にいるので、お互いに気負わない関係であるとは思います。
おそらく、年を取っても仲良くしているんじゃないかと思います。


そんな親友ちゃんとは、とある漫画が切欠で仲良くなりました。同じ漫画が好きで、お互いの推しキャラを語ったり感想を語ったりしていたら何となくノリも価値観も合い、すっかり意気投合したのです。
一緒にイベントに行ったり、キャラソンライブに行ったり、声優さんの握手会へ行ったりと、私も親友ちゃんも青春をその漫画へ捧げました。
一緒にいるだけで楽しくて、心地よくて……。
「私、男だったら絶対親友ちゃんと付き合う~!」なんてしょっちゅう言っていたものです。

女子校だったのもありますが、二人とも在学中は漫画のキャラやその中の人に夢中だったため、彼氏が出来ることはありませんでした。
どちらかに彼氏ができたとしても、この関係は変わらないだろうと思っていました。


そして高校卒業後すぐ、親友ちゃんに初めての彼氏ができました。
前の記事でも触れましたが親友ちゃんは高校卒業後に就職し、職場の歓迎会の席でその彼といい感じになり、その後すぐにお付き合いに至りました。
もちろん親友ちゃんに彼氏ができたことは嬉しかったし、心の底から幸せになって欲しいと思い沢山お祝いしました。


親友ちゃんに彼氏ができてからも、私たちの付き合いは特に変わらなかった、のですが……。


親友ちゃんに彼氏がで来てから半年くらい経った頃からでしょうか。親友ちゃんの世界の中心が彼氏になっていることを感じ始めました。
別に親友ちゃんに蔑ろにされた訳ではないんですが、明らかに友達より彼氏を優先しているのがわかるようになったのです。
決定的だったのは、親友ちゃんと楽しくご飯を食べに行った時です。どうしてそうなったかは詳しく聞かなかったのか、もしくは「また彼氏の話か~」と辟易していて聞き流したのか、今は良く覚えてないんですが……。
途中で親友ちゃんが彼氏君に呼ばれて帰ってしまったんですよね。
置いていかれたのは流石に悲しかったです。
もちろん親友ちゃんもすごく申し訳なさそうに謝っていて、私も「いいよいいよ、気にしないで」と表向きは笑って言いましたが、内心憤らずにはいられませんでした。
今思えばその出来事が切欠で、親友ちゃんの恋愛観に疑問を抱くようになったと思います。


置いていかれたのは流石にこの一回きりでしたが、その後も遊ぶ約束をしていたのに、2、3日前になって「彼氏が落ち込んでいるから側にいてあげたい」と言う理由で断られたり、やはり何かと彼氏優先な親友ちゃんに、私たちの友情ってそんなもの? とガッカリすることが多々ありました。
特にこの落ち込んでいるから側にいてあげたいは本当に頭にきました。
私だって親友ちゃんと会って話すのを楽しみにしていたのに……と、悲しい気持ちにもなりました。
でも、普通に考えたら友達よりも彼氏の方が深い関係なのだし、そっちを優先的に考えるのは当たり前ですよね。
そこは仕方ない。どうやっても彼氏には勝てないのだと痛感しました。


そして遂に決定的な事が起こります。


親友ちゃんが彼氏と同棲することになりました。
しかし、正式に同棲と言っていいのか私的には疑問です。
それと言うのも、彼氏君の引っ越し先に親友ちゃんが押し掛けた形の同棲だったからです。
しかも彼氏君の引っ越し先は単身者用の部屋で、契約だって彼氏君の名義だけ。
つまりその部屋にすめるのは一人だけで、その部屋に勝手に二人で住んで家賃を折半するのは契約違反になりますよね。
もちろん親友ちゃんは住所変更をしていないので、実家に住んでいることになっていて……。


親友ちゃんにそんな契約違反はしてほしくなくて、私は必死に訴えました。
単身者用の部屋に勝手に二人で住むのは契約違反であること、もし隣の部屋の住民などに気付かれたり大屋さんにバレたりしたらどうするのか、最悪の場合違約金を要求されるかも……なんて言っても、
「もしバレても、住所移してないし泊まってるだけって言うから大丈夫」
と、まともに取り合ってもらえませんでした。


私としては親友ちゃんのためを思って、彼女が大切だからこそ意見したのに、それを押しきられたのはショックでした。
親友ちゃんのなかで、私の意見よりも遥かに彼氏君と一緒に住みたいと言う気持ちが強かったのでしょう。
恋に浮かされてると言うかなんと言うか、そんな状態の親友ちゃんを少し軽蔑しました。
今もそこは許せていません。
時々話題に出しては「やってはいけないことなんだよ」「私は今でも許してないし認めてないよ」と言っていますが、親友ちゃんは「彼氏が転職してしまって休日が合わないから、一緒に住まないと会えなくなる」「独り暮らしより安く済むし、実家にいるより職場が近いから離れがたい」と相変わらず取り合いません。
私としてはただの言い訳に聞こえてなりません。彼女のご両親がなぜこれを許しているのか甚だ疑問です。


しかも単身者用の部屋なので、1Kなんですよね。つまり自分の部屋がない。
プライバシーが守られない……!
四六時中家族でもない人とずっと同じ部屋で生活できる親友ちゃんが信じられませんでした。
そんな二人を、気持ち悪いと思ってしまったのです。
私は親友ちゃんに、ずっとそんな生活でストレスが貯まらないか、嫌気が差さないか聞いてみました。
親友ちゃんは、他人と住むのだから多少のストレスは仕方ない、それよりも一緒にいる安心感の方がある、みたいなことを言っていたのですが、私には全く理解できませんでした。
私は正直家族とも一緒に寝るのは好きじゃないです。いや、寝ることはできます。できるけれど、本音は一人で寝たい。
一緒に寝たいな~と思うのは飼っている愛猫くんだけです。
将来自分が結婚したとしても、旦那さんや子供とは別の部屋で寝たいと思っています。
そんな私からしたら、親友ちゃんの感性は全く理解できないものでした。


そこで私は、私と親友ちゃんの恋愛観にとても大きなズレがあると感じました。
そして調べていくうちに、いろんな性別を知り、アセクシャル、ノンセクシャルに行き着きました。


親友ちゃんへ抱いてしまった軽蔑、気持ち悪いという感情が、私が恋愛や性について本気で向き合う切っ掛けになったのです。


親友ちゃんとの恋愛観のズレは、当初私をとても苦しめました。今でこそ落ち着いていますが、少し前までは親友ちゃんの世界は彼氏君でまわっていて、寧ろ自分自身よりも彼氏君! って感じだったので本当に理解できなかったです。

今ではお互いに、それぞれの考えを楽しめるようになりました。

親友ちゃんには私の恋愛的指向、性的指向についてカミングアウトしていますが、理解はしてくれていないんじゃないかなと思います。
へぇ、そんな性別があるんだ~程度で、自分から調べたりとかまではしてくれてないと思います。
私は、今はその程度の認識で満足しています。お互いに楽しく過ごせているし。


いろいろ書きましたが彼女が居たからこそ、私がAセクシャルと出会う事ができたのだと思っています。
もし親友ちゃんがいなかったら、私は自分の性別を誤解したまま彼氏をつくり、そこで初めて恋愛観のズレに悩むか、最悪の場合セックスして辛い思いをして初めて自覚すると言う未来が待っていたかもしれません。
考えるだけで本当にゾッとします。
だから本当に本当に、親友ちゃんには感謝しているし、私は一人の人として彼女を愛しているので、これからもずっと、年を取っても今と変わらず仲良くしていきたいです。


ありがとうございました✨
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