24歳にしてノンセク自覚した私の話

ノンセクのアラサー女です。 初めてAセクシャルと言う言葉に出逢ったのは24歳の時でした。 それまでは彼氏持ちである親友の気持ちが理解出来ずに 苦しむこともありました。 そんな私の体験をブログに書いています。

ブログの閲覧ありがとうございます!
こんにちは、暑いですね……。
前のブログにAセクシャルと出会うきっかけとなった親友ちゃんの話を書いたのですが、今回はAセクシャルと出会った後、ノンセクを自覚するまでの道のりを書いていきます。


出会ってから自覚するまでがまた長かったんですよねえ……。確かAセクシャルに出会ったのが23歳になる年の春で、実際に自覚したのは24歳の夏頃だったので、一年くらいですかね。
長い人生で見ると一年なんて一瞬ですが、その間私は自分がどこに属するのかわからずずっともんもんしていて、運気的にもどん底な時期だったので本当に辛かったです……。


さて、何故出会いから自覚まで一年もかかってしまったのかと言うと……


私には性欲がある。……と言う事実。

これです。この事実がノンセク自覚を邪魔していたのです!
Aセクシャルを知った当時、私はAセクシャルかもしれないと思いAセクシャルについて知識を得ようとしました。そこで自分なりに調べてわかったのが、Aセクシャルとは恋愛感情も性的欲求も抱かない。と言うことでした。
ここからもっとちゃんと突き詰めて調べれば良かったものの、そこでもう正解にたどり着いたと思った私は、そうか! Aセクシャルってそもそも恋愛感情も無いってことなんだな! とインプットしてしまったのです。


そうなると、自分には当てはまらないことに気付きます。恋人は出来たこと無いけど片想いしたことはあるし、この時点でそもそもAセクシャルじゃないじゃんって……。
何だ、違ったのか。と調べるのをやめてしまったんです……。
私の恋愛観は若干変わっているだけ、という結論に至ってしまいます。


しかしその後、職場でバイセクシャルの女の子と出会い、再び性と向き合う機会が訪れました。


彼女とは映画の趣味が同じだったのがきっかけで仲良くなり、プライベートでも遊びに行くようになりました。いろいろ話しているうちに恋愛の話も出来るようになり、彼女に過去、同姓の恋人が居たことも教えてくれました。
(※因みに前の記事で触れた、カミングアウトによって母親との関係がギクシャクしてしまったバイの友達とはまた別の人の話です)


その子がなかなかの情報通で、バイセクシャルについていろいろ聞いているうちに、マイリー・サイラスがパンセクシャルだとか、エズラ・ミラーがクィアだとか、とにかく色んな事を教えてくれました。
当時パンセクシャルもクィアも知らなかった私は、そんなのもあるの!? 性別って何でもありなんだあ。と非常に興味を持ち、性別についてまた調べてみようと言う気になりました。


そうしてまた調べ始め、人には恋愛的指向(ロマンティック・オリエンテーション)と性的指向(セクシャル・オリエンテーション)が存在すると言う事をようやく知りました。
簡単に説明させてもらいますと

恋愛的指向
どの性別に対して恋愛感情を抱くのか。
もしくはどんな恋愛感情を持つのか。

性的指向
どの性別に対して性的欲求を抱くのか。
どの性別に対して性的魅力を感じるのか。

※あくまでも私個人の認識ですので、参考程度に受け取ってください。

恋愛的指向も性的指向も一緒くたに考えていた私としては、かなりの衝撃でした。世の中には、恋愛的指向と性的指向が一致しない人もいるのか! それってめちゃくちゃ苦しくないか!?
だって極端な話、恋愛的に惹かれるのは同姓だけど、性的に求めてしまうのは異性って人もいるってことですよね?
何それ切ない! そんなBLがあったら読みたい!
……BLの話は置いておいて、恋愛的指向と性的指向のズレで苦しんでいる人もいるとわかり、私もそれなんじゃね? と気づいた訳です。


漸くそこに気づいた私は、恋愛的指向は普通なんだと思いました。今まで好きになってきたのはみんな男の人だったので。
でも、よくよく考えてみればその好きになった人とセックスしたかったのかと聞かれると、う~ん、それは違うなあ。ってなったわけですね。
と言うことはやっぱりAセクシャル(ノンセクシャル)か? いやでも性欲あるしな……。と延々考えていました。


そうなんです。私は、性欲はあるけどセックスはしたくないタイプのノンセクシャルなのです。


ノンセクシャル=性欲事態がない人。と勘違いしてしまったが為に、私は約一年間自分のセクシャリティに悩んでいました。
同じ経験をされた人、結構いるんじゃないかなと思います。ノンセクの誤解されやすいポイントでもありますよね。


ノンセクシャルと一口に言っても本当にいろいろなタイプがいるんですよね。
それこそノンセクだけど恋愛はするよって人、ノンセクだし恋愛感情もありませんって人。
ノンセクだけどセックス出来る人もいます。ただ、自ら進んでしたいとは思わなかったり、パートナーが求めるので本当はしたくないけど我慢すれば出来るっちゃ出来るって人が多いみたいです。
一方で、セックスをしようものなら拒否反応で呼吸困難を起こしてしまったり、嫌悪感で吐き気がしたりとセックスが絶対に出来ないと言う人もいます。
もっと言えばキスもハグも手を繋ぐのも、下ネタすら無理! と言う、性嫌悪に近い人もいます。
ノンセクも十人十色。人それぞれ耐えられるボーダーラインは違います。


だからノンセクでも性欲がある人もいれば、性欲すら無い人もいるのです。
調べがあまあまの甘酒のようなザル捜査だった過去の私は、一番最初に目に入った情報を「なるほど! 承知!」と鵜呑みにし、そこでゴールに辿り着いた気でいたのです。だからハッキリとやっぱりノンセクシャルだった! と自認するまでに時間がかかりました。ちゃんと調べていればそんなに悩まなくて済んだのに……。


恋愛感情も普通にある、性欲もある人はノンセクシャルだって気付きにくい。
特に未経験だったりすると、まだセックスしたこと無いから何となく嫌悪感があるだけで、経験してみたら平気になるかも? なんて思ってしまいますよね。
なんなら回りの友達に相談したらほぼほぼそう言われるでしょうしね……。
それで言われるがままに行為に及んでしまったら、もしかしたら本当にセックスがダメなタイプで、体調を崩してしまったりトラウマになってしまったりするかもしれません。
もし自分がノンセクかもしれないと思っているなら、試してみるにしても、慎重にお願いします。出来ればお相手にも、嫌といったら必ず中断してくれるよう約束してもらってください。初めてだから、もしかしたら途中で具合悪くなるかも……とか言っておけば大丈夫でしょう。
でも出来ることなら、試さないでいて欲しいです。手っ取り早く自分のセクシャリティを確認できる方法だと思いますが、リスクが重すぎます。


私は体を張って確かめる勇気はありませんでした。したことないけど、本当に出来ないと思います。あんまり想像したくもないけど、もしそうなったらと思うと気持ち悪いし泣きそうになるし、物凄い陵辱を受けているようで死にたくなります。多分、相手の事は嫌いになってしまうと思います。


こう言う気持ちも人それぞれで、私と同じように陵辱されているように感じる人もいれば、セックスしよ=死んでって脳内で変換されるような人もいるし、鼻から牛乳飲んでみて? って言われるように感じる人もいる。
少しでも嫌だな、と思うならしなければいいのです! 無理はダメ、ゼッタイ!


よくよく考えてみたらキスもダメかもしれないんですよね。いや、実は甥っ子と一緒に住んでるんですけど、可愛い甥っ子にチューってされるのもあんまり好きじゃない。おえええええ🤮ってなるわけではないけれど、チューして? チューして?ってせがむこともありません。
小さな子供だからこの程度で済んでいるだけで、もしこれが大人だったらマジで無理かも……。


ハグに関してもそんなに好きじゃなくて。小さい頃とか母親にこっぴどくしかられて泣いた後、泣きながら謝って母に許してもらって、仲直りのハグ~みたいな流れが何度かあったんですが……。
何と言うか、何で私こんなことしてんだろう感が強くて、涙も引っ込みました。大好きな母に抱き締められてるのに、全く嬉しくないんです。
勿論、飼っている愛猫君に関しては例外で、ずっと抱き締めていたいです笑。


手を繋ぐのも無理ではないけどあんまりしたくないかなって感じですが、腕を組むのは結構好きです!
女の子の友達とかによくやってしまいます。冬の寒いときとか、特に暖を求めて笑。


こうやって文章にしてみると結構出来ないことだらけですね。
出来る、出来ないは自分でわかっていた方がいいかもですね。将来パートナーが出来たときに、しっかりこればダメ、これはOKって提示しないといけませんからね。


いろいろ書きましたが、ノンセクにもいろいろあるから、情報に当てはまらないからと言ってやっぱり自分はノンセクじゃないって思い込むのは危険ですよって話をしたかったのです。
何度も言いますが本当にノンセクって気付きにくいですからね。自覚して自認したとして、周りにも理解されにくいですし……。
何が悲しいってノンセクも含まれるAro/Ace(無性愛・非性愛)と呼ばれる人たちって、LGBTに含まれるはずなんだけど、そういう人たちからも偏見の目を向けられている事。同性愛や両性愛って同じセクシャルマイノリティでも恋愛感情ちゃんとあるしセックスも出来る人たちなので、やっぱり恋愛感情が無い・他者を性的に求めないって言うのは根本的に理解できないのかもしれませんね。
中には同性愛でノンセク、両性愛でノンセクって人もいると思いますし、一概には言えません。同じセクシャルマイノリティ仲間として仲良く手を取り合いたいところですね。


今回の記事はここまでにします。
また次の記事でお会いしましょう


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こんにちは!
私のブログを読んでいただきありがとうございますm(_ _)m
前回は私がノンセクシャルを自認する切っ掛けとなった親友ちゃんのお話をさせていただきました。
さて、今回は私の母についてのお話です。


私の母は、LGBTと呼ばれる人たちについて比較的寛容であると思います。
「おっさんずラブ」や「きのうなに食べた?」のドラマを楽しく見ていましたし、特に「きのうなに食べた?」はとても気に入っていて、動画配信サービスでよく観ています。
だから同性愛に嫌悪感は全くない人です。


私がまだ、アセクシャルやノンセクシャルを自認は愚か存在を知りもしなかった頃の話です。
テレビでレズカップルの結婚式の様子が取り上げられていたのを、私は母と二人で観ていました。
私は、綺麗なドレスを着て美しく着飾った二人の女性が、幸せそうに手を繋いでいるのを見て、単純に素敵だなと思いました。
私はレズビアンではないのですが、本当にその光景が幸せそうで、素敵で、美しくて……。
「私も女の人と結婚式したいな~」と言いました。ただ単に二人でドレスを着ているのが素敵で、今思えばタキシードの代わりにドレス着てくれるなら男の人でも良かったんですが……。
本当に、特に深い意味はなく思わず零れた感想みたいなものです。
しかしその言葉に母は


「そんな風に育てた覚えはない」

そう言われて、意味がわかりませんでした。
そんな風に育てた覚えはない……?
それってどう言うこと?
と母に聞くと、
「レズに育てた覚えはないってこと」


ええええ!!?
どういうことなのそれは!? レズの育て方って何!?
ですよね。まさか同性愛に寛容な母が、同性愛は育て方の問題だと思ってたなんて……!

私も驚きでした。
でも実はこういう考えの人って多いみたいです。
お友達にバイセクシャルの女の子がいるのですが、前に同姓の恋人と付き合っていたときにお母さんに「今どんな人と付き合ってるの? 今度紹介してよ」と言われて、思いきって同姓の子と付き合ってる事をカミングアウトしたそうです。
するとその子のお母さんは「私の育て方が悪かったの?」と泣き出してしまい、以来ギクシャクしてしまっているそうです……。
私も親にカミングアウトしようと決心したときいろいろ調べましたが、同じようなことをいわれた人が沢山居ました。


何故か親って、セクシャルマイノリティを自分の育て方のせいだと思ってしまうようです。
性別は生まれつきだから育て方は関係ないのに、そんな風に捉えてしまう。
これって単にLGBTをちゃんと理解していない、知ったつもりなだけで実はあまり知識がないんでしょうね。
まあ身近にそう言う人がいないから仕方ないでしょう。
ちゃんと調べればわかることです。


後は、LGBTに偏見はないけど自分の子供がそうだったら受け入れられない、と言う親。
私の母もまさにそうです。
これってLGBTに偏見が無いと言っておきながら、心の奥底では偏見持ってるじゃない。と思ってしまいますよね。
見ず知らずの他人の性別を偏見なく受け入れてあげているなら、自分の子供の性別だって受け入れてあげたっていいじゃない。
親からしたら、こうなってほしいっていう子供への想いが強いから、自分の子供に偏見の目を向けられたくないから、そう思ってしまうのかなあ。これも愛情故かなあ。と思っています。
まあ、子供のいない私にはわからないことですが……。


少なくとも私は、自分に子供がいて、その子が大きくなって恋人を連れてきたら、それが異性でも同姓でもどんな性別でも、自分の子供が愛する人を見つけたってだけで凄く嬉しいと思います。
そう言う人を見つけるってだけでも凄いことですし、性別が何であれ自分の子供への愛情は変わらないですし。
そう言うシンプルな考え方でいいのに……。


因みに母には、私がリスロマンティックノンセクシャルであることはカミングアウトしています。
しています……が、母の反応はめちゃくちゃいまいち。
私としては勇気を出してカミングアウトしたつもりが、
「ふ~ん」
の一言で片付けられてしまいました……!
完全に本気にしてません。ま~た変なこと言ってんな~ぐらいにしか思われてません。
うん……。こうなるんじゃないかと薄々感づいてはいたけど、やっぱりショックでしたね……。
親友ちゃんよりも淡白な反応。
リスロマンティックとか、ノンセクシャルとか、アセクシャルとかそう言う性別の、知識すら無いからと思って一生懸命説明しましたが、全然真面目に聞いてもらえなかった……。
多分、その後自分で調べたりもしてないんだろうなあ。完全に私の話、右から左に聞き流されてたんだろうな。


母にはまた改めて、今度はもっとちゃんと資料を作ってプレゼンしたいと思います。


母の事はとても尊敬しているし、大好きなのでいつかちゃんと、私の事を理解してほしいですしね。


そう、大好きなんだけど……。
たまに凄く心ないこと言ってくる。
いろいろあるしカミングアウト流されたのもショックだったんですが、それを凌駕する事件がありました。

この事件についてはセクシャルマイノリティとは全く違う話になってしまい申し訳ないのですが……。

私がまだ高校生だった時の話です。
忘れもしないテイラー・スウィフトのコンサートからの帰り道、痴漢に遭いました。
最寄り駅から自宅までの道を、コンサート帰りでルンルン気分で歩いていたところ、突然後ろからカンチョー!ってされたんです。いや、実際はカンチョー!って言われたわけではないし、カンチョー!されたわけでもないけど……。お尻のセンターを思い切りググって触られたので、カンチョーされた!と思ったのです。
私はてっきり友達が私を驚かせるために、後ろからカンチョー!したのかなと思ったんですよね。
ところが、カンチョー!した男は自転車に乗ってそのまま走り去っていったので、五秒くらいして漸く「今の痴漢だ!」と気付きました。
気付いてからは、怖いやら気持ち悪いやら怒りやら、痴漢に何もできなかった悔しさやらで、コンサートの楽しい気分が台無しになってしまいました。


帰宅後、真っ先に母に痴漢に遭ったことを話しました。てっきり心配して、同情して、痴漢って最低だよね!って一緒になって怒ってくれると思っていたのに……、


「高校生がそんな短いスカート履いて、夜遅くまで出歩いてるのが悪いんよ」

と、逆に怒られました。
衝撃でした。被害に遭ったのは私なのに、私が悪いの!? それっておかしくない?って思いましたが、ショック過ぎて何も言えなかった……。
制服のスカートを短くしているのは、自分にはその方が似合うからだし。
夜遅くに歩いていたのは、コンサートの帰りだから仕方ないし、母にだって事前に遅くなると伝えていたし……。
娘が痴漢に遭って帰ってきたのに、言うことはそれだけ?って、兎に角いろんな気持ちがぐるぐるして凄く複雑だった。


後日、友達の家でとある漫画を読みました。作品名は忘れてしまったのですが、女子高生の主人公が教師のセクハラに立ち向かうと言うストーリーで、その話のなかに電車で主人公が痴漢に遭うシーンがありました。


痴漢はたまたま近くで見ていた大学生っぽい男の子が捕まえて、一緒に駅員に通報してくれるのですが、痴漢の男は「そんなに短いスカート履いてるのは、触られてもいいからだろう?」みたいなことを言っていて、まさに母と同じ考えだったんですね。
でもその後主人公が助けてくれた男の子にお礼を言って「スカート丈直してラッシュの時間は避ける様にします」って言ったとき、男の子が言ったんです。
被害者側が我慢したりおしゃれを諦めたりするのは、なんか違うよなって。
その男の子の言葉が、痴漢に遭った後母に怒られてむしゃくしゃしてた自分にめちゃくちゃ刺さりました!
やっぱりそうだよね! 私は悪くないよね!?ってスッキリしました。
と言うか、救われました。


どんなに短いスカート履いてようが、痴漢した方が悪い。被害者側にも非があるみたいな言い方はおかしい!
だって制服のスカートはそのままの丈で着たら何か変じゃないですか!? いや、私のスタイルが悪いから変に見えるんだけど。
自分のスタイルに合う丈にして、おしゃれを楽しんでいただけで、何も悪いことはしてない! はい、解決!笑


ってことで、これは割りと最近の話なのですが、タレントのSHELLYさんが性教育の動画を上げているのを知って、母と観ていたんです。※私は、映画でラブシーンがあっても平気で母と観られるような人間です。性教育動画なんて余裕です。

その動画で、正に夜中に露出多めなファッションで歩いていた女性が性的暴行を受けた話が取り上げられていたのです。

昔はそう言う事件がニュースになると、襲われた女性がどんな服装だったのか、何時ごろにどんな道を歩いていて被害に遭ったのかも詳しく報道されていたそうです。今では考えられませんね。
SHELLYさんは当時そのニュースをみて、そんな格好で夜中に歩いていた女性にも非があると思ったそうですが、お姉さんに「例え真っ裸で歩いていたとしても、その女性がノーと言ったのなら悪いのは襲った方。襲われても仕方ないなんて可笑しな考えだ」と言われて目が覚めたそうです。


この動画を一緒に観ていて、私もあの時のことを思いだし「やっぱり私は悪くない。あの時お母さんが私を怒ったのは間違ってる」と勇気を出して言ってみました。
母も動画を観て思うところがあったのか、謝りはしませんでしたが「確かにそうだね」とわかってくれました。
私も別に謝ってほしくて言ったわけではなくて、ただ、あの時とてもショックだったこと、そして被害者側に非がある考え方は可笑しいと言うことをわかって欲しかったので、これで満足です。
長年のモヤモヤが晴れた気持ちです。


こんな感じで少しずつ歩み寄っていけば、考え方の全く違う母にもいつか、私の恋愛的指向と性的指向を理解してもらえるような気がします。
今はまだ、LGBTに理解があるようで本当のところ理解しきれていない母ですが、そこは私が少しずつプレゼンして知識を付けていって貰えれば変わるはずです。
焦らず、のんびり、母と向き合って行こうと思っています。


ありがとうございました!
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私のブログを読んでいただきありがとうございます!
前回の記事は私の事を書かせていただきましたが、今回は私がアセクシャル・ノンセクシャルに出逢う切欠を与えてくれた愛すべき親友ちゃんのお話をしようと思います。


親友ちゃんとは高校からの付き合いで、未だに仲良くさせて貰ってます。親友と思う人を教えてくださいって聞かれたら、私は迷いなく彼女の名前を出します。多分、親友ちゃんも私の名前を出してくれるでしょう。
別に「私たち、親友だよね~」と言い合った訳ではないんですけども、まあ10年以上一緒にいるので、お互いに気負わない関係であるとは思います。
おそらく、年を取っても仲良くしているんじゃないかと思います。


そんな親友ちゃんとは、とある漫画が切欠で仲良くなりました。同じ漫画が好きで、お互いの推しキャラを語ったり感想を語ったりしていたら何となくノリも価値観も合い、すっかり意気投合したのです。
一緒にイベントに行ったり、キャラソンライブに行ったり、声優さんの握手会へ行ったりと、私も親友ちゃんも青春をその漫画へ捧げました。
一緒にいるだけで楽しくて、心地よくて……。
「私、男だったら絶対親友ちゃんと付き合う~!」なんてしょっちゅう言っていたものです。

女子校だったのもありますが、二人とも在学中は漫画のキャラやその中の人に夢中だったため、彼氏が出来ることはありませんでした。
どちらかに彼氏ができたとしても、この関係は変わらないだろうと思っていました。


そして高校卒業後すぐ、親友ちゃんに初めての彼氏ができました。
前の記事でも触れましたが親友ちゃんは高校卒業後に就職し、職場の歓迎会の席でその彼といい感じになり、その後すぐにお付き合いに至りました。
もちろん親友ちゃんに彼氏ができたことは嬉しかったし、心の底から幸せになって欲しいと思い沢山お祝いしました。


親友ちゃんに彼氏ができてからも、私たちの付き合いは特に変わらなかった、のですが……。


親友ちゃんに彼氏がで来てから半年くらい経った頃からでしょうか。親友ちゃんの世界の中心が彼氏になっていることを感じ始めました。
別に親友ちゃんに蔑ろにされた訳ではないんですが、明らかに友達より彼氏を優先しているのがわかるようになったのです。
決定的だったのは、親友ちゃんと楽しくご飯を食べに行った時です。どうしてそうなったかは詳しく聞かなかったのか、もしくは「また彼氏の話か~」と辟易していて聞き流したのか、今は良く覚えてないんですが……。
途中で親友ちゃんが彼氏君に呼ばれて帰ってしまったんですよね。
置いていかれたのは流石に悲しかったです。
もちろん親友ちゃんもすごく申し訳なさそうに謝っていて、私も「いいよいいよ、気にしないで」と表向きは笑って言いましたが、内心憤らずにはいられませんでした。
今思えばその出来事が切欠で、親友ちゃんの恋愛観に疑問を抱くようになったと思います。


置いていかれたのは流石にこの一回きりでしたが、その後も遊ぶ約束をしていたのに、2、3日前になって「彼氏が落ち込んでいるから側にいてあげたい」と言う理由で断られたり、やはり何かと彼氏優先な親友ちゃんに、私たちの友情ってそんなもの? とガッカリすることが多々ありました。
特にこの落ち込んでいるから側にいてあげたいは本当に頭にきました。
私だって親友ちゃんと会って話すのを楽しみにしていたのに……と、悲しい気持ちにもなりました。
でも、普通に考えたら友達よりも彼氏の方が深い関係なのだし、そっちを優先的に考えるのは当たり前ですよね。
そこは仕方ない。どうやっても彼氏には勝てないのだと痛感しました。


そして遂に決定的な事が起こります。


親友ちゃんが彼氏と同棲することになりました。
しかし、正式に同棲と言っていいのか私的には疑問です。
それと言うのも、彼氏君の引っ越し先に親友ちゃんが押し掛けた形の同棲だったからです。
しかも彼氏君の引っ越し先は単身者用の部屋で、契約だって彼氏君の名義だけ。
つまりその部屋にすめるのは一人だけで、その部屋に勝手に二人で住んで家賃を折半するのは契約違反になりますよね。
もちろん親友ちゃんは住所変更をしていないので、実家に住んでいることになっていて……。


親友ちゃんにそんな契約違反はしてほしくなくて、私は必死に訴えました。
単身者用の部屋に勝手に二人で住むのは契約違反であること、もし隣の部屋の住民などに気付かれたり大屋さんにバレたりしたらどうするのか、最悪の場合違約金を要求されるかも……なんて言っても、
「もしバレても、住所移してないし泊まってるだけって言うから大丈夫」
と、まともに取り合ってもらえませんでした。


私としては親友ちゃんのためを思って、彼女が大切だからこそ意見したのに、それを押しきられたのはショックでした。
親友ちゃんのなかで、私の意見よりも遥かに彼氏君と一緒に住みたいと言う気持ちが強かったのでしょう。
恋に浮かされてると言うかなんと言うか、そんな状態の親友ちゃんを少し軽蔑しました。
今もそこは許せていません。
時々話題に出しては「やってはいけないことなんだよ」「私は今でも許してないし認めてないよ」と言っていますが、親友ちゃんは「彼氏が転職してしまって休日が合わないから、一緒に住まないと会えなくなる」「独り暮らしより安く済むし、実家にいるより職場が近いから離れがたい」と相変わらず取り合いません。
私としてはただの言い訳に聞こえてなりません。彼女のご両親がなぜこれを許しているのか甚だ疑問です。


しかも単身者用の部屋なので、1Kなんですよね。つまり自分の部屋がない。
プライバシーが守られない……!
四六時中家族でもない人とずっと同じ部屋で生活できる親友ちゃんが信じられませんでした。
そんな二人を、気持ち悪いと思ってしまったのです。
私は親友ちゃんに、ずっとそんな生活でストレスが貯まらないか、嫌気が差さないか聞いてみました。
親友ちゃんは、他人と住むのだから多少のストレスは仕方ない、それよりも一緒にいる安心感の方がある、みたいなことを言っていたのですが、私には全く理解できませんでした。
私は正直家族とも一緒に寝るのは好きじゃないです。いや、寝ることはできます。できるけれど、本音は一人で寝たい。
一緒に寝たいな~と思うのは飼っている愛猫くんだけです。
将来自分が結婚したとしても、旦那さんや子供とは別の部屋で寝たいと思っています。
そんな私からしたら、親友ちゃんの感性は全く理解できないものでした。


そこで私は、私と親友ちゃんの恋愛観にとても大きなズレがあると感じました。
そして調べていくうちに、いろんな性別を知り、アセクシャル、ノンセクシャルに行き着きました。


親友ちゃんへ抱いてしまった軽蔑、気持ち悪いという感情が、私が恋愛や性について本気で向き合う切っ掛けになったのです。


親友ちゃんとの恋愛観のズレは、当初私をとても苦しめました。今でこそ落ち着いていますが、少し前までは親友ちゃんの世界は彼氏君でまわっていて、寧ろ自分自身よりも彼氏君! って感じだったので本当に理解できなかったです。

今ではお互いに、それぞれの考えを楽しめるようになりました。

親友ちゃんには私の恋愛的指向、性的指向についてカミングアウトしていますが、理解はしてくれていないんじゃないかなと思います。
へぇ、そんな性別があるんだ~程度で、自分から調べたりとかまではしてくれてないと思います。
私は、今はその程度の認識で満足しています。お互いに楽しく過ごせているし。


いろいろ書きましたが彼女が居たからこそ、私がAセクシャルと出会う事ができたのだと思っています。
もし親友ちゃんがいなかったら、私は自分の性別を誤解したまま彼氏をつくり、そこで初めて恋愛観のズレに悩むか、最悪の場合セックスして辛い思いをして初めて自覚すると言う未来が待っていたかもしれません。
考えるだけで本当にゾッとします。
だから本当に本当に、親友ちゃんには感謝しているし、私は一人の人として彼女を愛しているので、これからもずっと、年を取っても今と変わらず仲良くしていきたいです。


ありがとうございました✨
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